2015年9月29日火曜日

決戦の金曜日 養蜂

先週の金曜日の出来事です。

昨日から養蜂の事ばかり書いてますが。。
先週の金曜日は私にとっては決戦の日だったのです。
ルワンダで隊員の中では養蜂に携わろうとしているのは私1人。
アフリカ蜂に知識がある専門家もいない。
だから、企業に助けを求め、勉強させてもらい、その知識をもとに
協同組合の皆が正しい養蜂が出来るようにと近頃は奮闘中なのですが、

そんな素人の話を協同組合の人が聞くわけもなく。。。。
だから、Rwanda  Honey のCEOに本当にルワマガナの養蜂には未来があるのか?
協同組合を訪問してもらいました。
そして彼からアドバイスを受ける→その後私が一緒に活動するという形を取りたくて。
だってね、女性って結構バカにされるんですよね。ど素人だし。
バカにされない為にも大事な1日だったのです。

今回、私が訪問先に選定した協同組合は2つ。
どちらも組合のPresidentは女性。
毎週1回は必ず皆で集まって活動をしている。
トレーニングを受けたことがない。

選定したその心は・・・
・ルワンダ人、勤勉でもありますが日本人と同じくとても保守的な人が多く、やり方を変えるのには抵抗があるようです。男性は特に。だから少しでも変化に順応出来るように。
・協同組合も結成したけど機能していないところも沢山あって。
 だから、毎週集まっているってとても大事な事でして。。
・あとはただただトレーニングを受けたことのない所の方がスタート地点が見え易い。

ってことで、行ってきました。
郡庁の獣医も連れて!(養蜂は獣医の管轄なのです) 本気度アピールです!
先ずは、1つめの協同組合(郡庁より車で40分位の所)

車中、CEOにかなり厳しい事を言われる。
   ↓(私&獣医 動揺する)
動揺して、行き道間違える。。。
   ↓(恐怖。。)
1時間後に到着!
   ↓(ここで、組合の人たちがいなかったら終わりだ。。と不安に思う)
っが、皆さん木陰でお揃いでした!よかった!
早速、現状確認から。
ここには無料で配布された巣箱が38箱くらいあります。
(そのほとんどが使用されていない状況です)
私はこの巣箱ではなくて、昔ながらのTraditional手作り巣箱をお勧めしたいので、CEOからこのModernな巣箱がどれだけ使用するのが難しいのか説明してもらいました。
最初は、猜疑心まんさいの目で見ていた協同組合の人たちも、
「あなた達、こんな問題ありませんか?」
「巣箱はこんな風になってませんか?」
「蜂はこんな風に入ってきませんか?」 
なんてご名答!と言いたくなることばかり言われて納得せざるおえない感じ。
そして、獣医も熱心に説明する!
そんな彼らに「それでも、この巣箱使います? Traditional使ってみません?」
と、ととどめの一言に
「そうですね!そうしましょう!」と組合の担当者。

やったーーー!それですよ!私が求めていたのはそれです。
伝統的な巣箱から行きましょうよ!
もしここで彼らがやっぱりModernな巣箱を使いたいと言えば全てが終了だったので、
よかったーー!

ここからが本格的な研修です。
・蜂を巣にひきつけるための方法
 ・どうやって蜂蜜を採取するのか?
・この巣箱を作る為のちょっとしたポイント等々
とにかく、沢山アドバイスをいただきました。

そして、結論!
ルワマガナの養蜂には可能性がありますと!出来ますよと!

これから雨季に入り、養蜂は休養期間です。
この間に次回の収穫に向けた取り組みを行っていきます!私。

長くなりましたが、
この決戦の金曜日、ルワマガナ養蜂にとって一歩前に進めた一日でした!ホッ。
っつーことで、協同組合の今後に期待☆ ↓こちらの巣箱は暫くお預けです。

ちなみに、今回は午後からの大雨の為1つの協同組合しか訪問出来ませんでした(残念)


2015年9月28日月曜日

養蜂のトレーニングに行く

先週の出来事
ご縁があって、養蜂場の見学に連れて行ってもらいました。
ご一緒させていただくは。。Rwanda honeyという企業のCEO。
以前、彼のトレーニングセンターを見学に行かせて貰ったとき、私達ボランティアの活動についてとても厳しいお言葉をいただいてたのでちょっとドキドキしてたのですが・・・
養蜂がマイブームの今負けてはいられません!私には養蜂の知識が必要なのです!
 
ってことで、行ってきました。

ルワマガナから、車で約6時間。遠い!
場所は南部ニュングェ国立公園近く。
景色は良好そして、車中は養蜂の話で咲き誇るというなんとも有難い☆ 
ここには、100個のKenyane(Topbar)と呼ばれる巣箱があります。
1年前に養蜂を始めたばかりで、稼働している巣箱は半分位。
周りにはユーカリの木が沢山のとても香りも景色も良いところ♪
 
そこで、
蜂の生態・アフリカ蜂の扱い方 (女社会です。こわいです。刺したら自分も死ぬ。彼らも命がけで巣を守ってます!)
どうやって蜂と対話するのか? (煙を使って対話をするのですよ!)
巣箱の状態の確認の仕方 (蜂の健康状態を飛び方から確認する!)
そして、収穫の方法 (蜂にマジックをかけてるみたい!に収穫すーる)
っとたーーーくさん教えてもらいました。
「養蜂は頭で覚えるのではなく、やってみないと理解出来ない。
 蜂は賢くて一人の人間と関わるように大事に関わっていかないといけない」と・・・
 
彼の作る蜂蜜は本当に美味しくて。
ルワマガナの農家さんにも美味しい蜂蜜を作って欲しい!って思っているのだけど。
 
この知識を彼らにうまく伝えていけるのかしら・・・ と不安はありますが、
今回のトレーニングを無駄にしないように実践あるのみです。
まぁ!ただただ蜂蜜がとても好きなだけなんですけどね(笑)

2015年9月27日日曜日

cooperative(コーペラティブ) 養蜂篇

お久しぶりです。
ここ数週間とても忙しい毎日でして、、
協力隊。コミュニティー開発。
来た当初は何もやることがなく途方に暮れてました。
 
コミュニティーを開発していくと私達は忙しくなっていくようです。
だから、忙しいのは良い事なのです!
 
沢山ルワマガナの協同組合を回った結果
わたし。。やっぱり養蜂に夢中になっているようです☆
 
っつーことで、今日はルワマガナの養蜂協同組合のご紹介です。
 
ルワマガナには、15ほどの養蜂協同組合と沢山の個人養蜂家がいます。

私の調べるところでは、使用している巣箱の種類は3種類。
その①Gakondo 伝統的なスタイル バナナの皮とか木とか使っています。価格無料
収穫量 5kg
 
その②Kenyana(top bar)  台形の形をしています。 価格 不明
収穫量 15kg

 
その③Long ヨーロッパやアメリカで使われている形 価格15,000 ~25,000RWF
収穫量 15kg
 
ルワンダにいる蜂はAfrican beeと呼ばれ世界でも危険な蜂と言われています。

その蜂に向いているのはスペシャリスト曰わく①か②。
なのに、③のLongが沢山使われています。

Why?
なぜなら、このLong ルワンダではModernな巣箱と呼ばれていて、ヨーロッパのNGOやModernizationに躍起になっている国が無料で養蜂家に配布をしてるから。
 
協同組合としては、無料でラッキーやん!なーーーんて上手くはいかなくて、
実際は配布のみでトレーニングをきちんと行っていないので養蜂家の技術が
全くついていけてないというのが現状なのです。。
 
なので、余りにも課題が多すぎる!!!
虫にやられて
 掃除もせず
収穫量は一箱から5~7キロ
 
ならば、もっとメンテナンスの少ない①Gakondoを使えばいーじゃん?収穫量も変わんないし。。っと思うのだけど、良くも悪くもアフリカのシンガポールを目指しているルワンダの人達には折角modernなツールを手に入れたのに、伝統的なツールに戻るのは抵抗があるようです。
技術が追いつかないとダメだと思うんだけどなぁ・・・・
 
課題が多いルワマガナの養蜂組合達ですが、収穫したいという意欲は強く
私も頑張らないとなぁと思わせてくれる彼らでした。
こんな風に綺麗に整えられた養蜂場になればいいなぁ。。


 

2015年9月3日木曜日

ルワンダの軽井沢?紅茶畑に行く

ルワンダと言えば・・・・コーヒー。。。
ルワンダと言えば・・・・紅茶。。。
お洒落な飲み物が有名ですね!

ルワンダ北部にはSorwathe(ソルワテ)という有名な紅茶メーカーの工場があります。
そこは一面の茶畑と工場見学が楽しめます。
ってことで、同期隊員で潜入してきました。


こちらがその有名なSorwathe紅茶。どこのスーパーでも買えます。

場所はキガリからバス+タクシー等を使って約2時間 丘の上の工場まで壮大な茶畑が
広がっています。これを見るだけでも癒される。
こちらの工場。近くにGuesthouse もありまして。。ついでに泊まって来ましたよ!
お値段 宿泊費(朝食付)20,000フラン(1泊1部屋2人でシェア)+夕食代6,000フラン
そんなに高くない。しかも、Hot Water 出ます。

なんと可愛いホテルでしょう!私この国にきて初めてアジサイ見ました。(真ん中のやつ)
到着後はウェルカム紅茶が出てきます。
一杯だけかと思いきや。。。。。
宿泊中は飲み放題!のんじゃいますよね!私お紅茶大好きですから。。
ってことで、素敵な景色を見ながら、話をしながら飲む。飲む。
お部屋の前にあるコートでテニスをする。
卓球台もあります。ってことで、卓球もする。
 っと飲んで、しゃべって、くつろいだ後
紅茶工場 工場見学に行ってきました。
入り口にはこんな可愛いオブジェも!しかも、紅茶が出るというなんとも凝ったデザイン。
工場見学。残念ながら、今は乾季で茶葉がないので機械は稼動してませんでしたが一通り説明してもらい、最後は紅茶のカッピング付き。(茶葉の大きさや乾燥までの工程の違いで味が変わるのですね)
その後はホテルに戻ってゆったり からの→夕食を食べるのでした。
 
って、何が言いたいのかと。。。?
 
首都に疲れたあなた!
活動(仕事)に疲れたあなた!
ルワンダに良いところなんてあるのか?と思っているあなた!
工場見学が好きなあなた!
 
Kigaliから遠くもなく、宿泊費も高くありません。
な、な、なのに なんともゆったりとした時間の流れと飲み放題の紅茶。
運動して体も動かせる。
まさに、ルワンダにおける軽井沢じゃないかと。
 
是非行ってみてください。お勧めします。
 
 

2015年9月2日水曜日

水を汲むのだ!

乾季です。
今日、何日ぶり?何ヶ月ぶり?に雨が降ってルワンダの乾季ももうすぐ
終わりかなぁ。。と思いながらも、やはりまだまだ水不足が続いています。

Jellycanを持つ人達も多く。皆水を汲みに行くのに大変なんです。
だから、この間お散歩をしている私の前に現れたTriphine

こんな可愛い顔して すぐそこ!近いよ!といっていたので
お手伝いがてら写真を撮りつつ一緒に水を汲みに行ってきました。

国道沿いを歩いてパシャリ
 
小道に入って友達に会ってパシャリ


パシャリ

パシャリ

道はどんどん険しくなっていきます。

ってかゴールどこなん?あるくこと50分水場の気配がない。。。
っと思っていると、どんどんと人が上がってくる!

ゴーール!歩くこと一時間
それは隣町、多分30分位でつくだろうと思っていたのだけれどそんなに近くは
ありませんでした。

こんなに小さい子も頑張って水を汲んでいて。。
水場に着いたときの楽しそうな笑顔に癒されて

1時間の道のりの疲れも吹っ飛ぶのでした!

っと言いたいところだけど。。
帰りの上り坂。限界を迎え、へとへとになる私を逆に彼女が励ましてくれるのでした。
写真を撮りながら(笑)

本当、ルワンダの人 なんでだ?と思うところも沢山あるけれど
尊敬します。子供の頃からこんなお手伝い。尊敬しかない。
往復2時間弱。。。ふーーー。重労働。