先日、Api Expo Africa 2016 という養蜂に関わるEXPOが首都のキガリで
行われました。毎年ホストの国が変わるみたいで、今年はルワンダだったみたい。
9月の始めのある日同僚から、
Rwamaganaの代表として出店出来る養蜂家はいないか?と私にお伺いが!!
養蜂に携わっている私は!待っていましたとばかりに私が仲良くしている養蜂家を
紹介したわけです。嬉しすぎる★
蜂をこよなく愛する彼を
木だって蜂蜜の為ならひょいひょいと上ってしまう彼を!
それだけでなく、私の知る限りでは彼がRwamaganaの中で一番良い蜂蜜
を収穫、生産していると思う彼を。
こんなチャンスは無いと彼も大喜び★
Expoは21日~。。。っということで
Expoに向けて準備を始めた10日頃。
同僚に確認してみました。
私:「ブースはどんな感じなの?どれくらいの大きさで出品できる?」
同僚:「初めてだし、何も情報ないから知らない」
私:「けど、それじゃあ養蜂家の彼に何を用意したらいいのか知らせられないやん?」
同僚:「知らないからしょうがない・・・」
私:「何か情報集められる?」
同僚:「忙しいから無理」
っと。
でたーーー!ルワンダスタイル!
一応色々なところに確認したら、Rwamagana郡庁の一角に置くとのことだったので
最低限の準備をと・・・
・出店するために十分な蜂蜜は収穫出来ているか?
・パッケージングは十分か?
・名刺とかコンタクト示す物は準備しているのか?等々確認・準備を一緒に
行い続けた10日間
さぁいよいよExpo前日の20日。
養蜂家からお電話が・・・・。何か
イヤな予感・・・。
私:「もしもし」
養蜂家:「ゴホゴホ・・・マラリアにかかりまして・・・・死にかけてます・・ゴホゴホ・・・」
私:「大丈夫----?病院行ったーーーー??」
養蜂家:「薬はもらったけど、これは深刻です。明日からのExpo行けない・・・」
ガーーーーーーーン!
何事も一筋縄ではいかないルワンダ・・・恐るべし。。。。
ってことで、同僚に連絡し、事情を説明。
「26日まで開催しているからそれまでに回復したら行ったらいいよ!」と。
最終日26日前日、電話が・・・。
養蜂家:「完治ではないけど、治ってきているので明日は行けると思います」と。
ってことで一緒に行ってきました。26日首都キガリExpoへ。
2人でわくわくしながら、
今回はタイミングが悪かったねー・・・
今日1日で他の国がどんな感じで養蜂しているか勉強しようね・・・
マーケット開拓出来たらいいねー・・・・
なんて話しながら。。今後私たちに悲劇?喜劇?が起こることも知らずに・・・
歩くこと30分。
到着しましたExpo
入口はどこだ?どこだ?と探していると。
関係者:「Expo昨日終わったよ」
私たち:「・・・・・?どゆこと?看板にも、インターネットにも26日って書いてるよ」
関係者:「あーーー情報伝達ミスだね。今日26日はお片付けの日です」
私たち:「は?????うそやろ?そんなんで看板書くか?」
関係者「書くんじゃね?とにかくもう終わりましたぁぁぁぁ・・・・・帰ってよ!」と
ってな訳で・・・・
私たちの1か月の準備も、キガリへの移動も一瞬にして水の泡と化してしまったのです。
もちろん、郡庁の同僚は誰も知らず、他に後から来た人も絶句・・
皆が26日までExpoは開催されると思っていたのでした。
そんなこんなで、とりあえず写真だけ撮って、キガリで美味しいご飯を食べて帰ったのでした。
ちゃんちゃん。
ごめんな養蜂家Damascene病み上がりやのに・・・。
そしてブログも長くなってしまった。でも、この悲しみを伝えたかったのだよ。。。
Expo恐るべし!